富士山の日帰り登山
『山ガール』という言葉があるように、現在登山は若い女性などにも人気があり、密かにブームになっています。そんな中でも、日本で登山と言えばやはり富士山です。基本的には7月と8月しか登山できないのですが、それでも年間30万人も登山者がいます。 1日の登山者数が1万人を超える人もあるそうです。外国人もたくさんいます。
富士山にはいろいろなコースがあります。初心者向けから上級者しか行かないコースまで、間違ったコースを選んでしまうと大変です。
そんな富士登山の準備・ポイントをいくつか紹介します。初めて富士登山に行く方は参考にしてみて下さい。
富士登山の準備:登山用品選び
1:足首まで固定されるハイカットを選ぶ
重い荷物を持つ時は靴底が固いものの方が良いようです(ねん挫を防ぐため)
軽い荷物の時は軽めのハイカットを選びます。
2:登りは靴の上部のヒモを緩める (足首を痛めないため)
3:かなり厚手の靴下をはく
4:左右で足のサイズが違うので注意して靴を購入する
5:バンソコウは事前にはる
(ケガしてからでは遅いので痛めそうな場所に貼っておく)
6:乾燥性の高い服や下着を購入する
(ユニクロのドライメッシュなど)
7:夏服、秋服、冬服の3つを用意する
(高度によって温度が変わるためです。高度100メートル毎に気温が1度下がると言われています)
夏:ハーフパンツ、Tシャツ
秋:スウェット
冬:ダウン
その他:レインウェア(ウィンドブレーカー)
遭難などした時のためなるべく明るい色の服を選ぶと良いです。
8:ストック(棒) は必須
9:グローブ(手袋)は良い物を
(軍手だとストックが滑ります)
10:リュック
(ポケットがいっぱいついている方が便利です)
11:ヘッドライト
また、富士山の登山用品店にはアドバイザーがたくさんいますので、いろいろ買えるように少し多めにお金を用意しておき、現地でいろいろ聞いてアドバイスを受けて足りないものを買って、しっかりと準備をして登山に望むとよいでしょう。
富士登山の準備:高山病対策
高山病とは、標高が高くなるにつれ酸素が薄くなり体が酸素欠乏の状態になる事です。
富士山で言えば八号目あたりから急増すると言われています。
1)酸素
酸素カプセルや酸素ボンベなどがあります。
またアセタゾラミドという薬などがあります。
ただ副作用が大きすぎるので、どうしても辛くなったときだけにするか、辛かったら下山した方が良いと思います。
2)調子こかない
最初は調子に乗ってはしゃぐ人の方が発症しやすいと言われています。
3)水分を十分に摂る
(酸素水を持って行くと良いです)
4)すぐにエネルギーになる炭水化物を摂る
おにぎり・カロリーメイト・ウイダーインのようなゼリーなど。ただし食べ過ぎは逆効果です。
他に、宿泊したり、整備されていないハードなコースで登山をする場合はスパッツやコンロなどが必要です。
駐車場
駐車場が少なく、みんな山の途中に路上駐車しています。
下調べをしないで行くと車を駐車するのにかなり苦労します。