一般的に住宅ローンを組むときに頭金はどのくらい用意したらいいの?

住宅ローンを組む際にはどこの金融機関のどういった商品を選ぶかを選択することになるのですが、その際にはローンの頭金をどうするかということも悩ましいと言えます。

 

先の支払額を大きくすれば後の毎月の負担額を減らして支払い期間を圧縮させることもできるので、家を建てる前にまずは頭金を増やすために貯蓄に励んでいるという方も多いのですが、一般的に頭金はどれくらいが必要とされているのでしょうか。

 

理想の統計と現実の統計の大きな違い

 

一般的に言われているところでは、住宅ローンの頭金は物件価格の3割ほどが理想ということもよく聞かれるのですが、そうなると3000万円の物件なら900万円にもなってしまいます。この金額には大きな違和感がありますね。

 

現実の統計を見た場合にも、2010年の首都圏における調査では平均金額は900万円台後半、関西圏では800万円台中ごろとされていますが、いくら土地が高い首都圏や関西圏でもこの数字はかなり突出したものを感じるもので、すでに住宅ローンを利用中の方から見ても「こんなに頭金払ってないよ!」と一瞬驚くような金額なのです。

 

また、近年ではサラリーマンの平均給料がどんどんと下がる中で年収300万円台という方も非常に多く、そこまでの貯蓄が思うようにできないケースもあります。でも、彼らが住宅ローンを組めないのかというとそんなことはなく、普通に住宅ローンを組んでいる人もいるし、頭金はほとんどなしで住宅ローンを組むこともできます。

 

なぜ住宅ローンの頭金の平均はこんなに高くなるのか?

 

このからくりは単純で、高齢世帯の方の支払う頭金の平均額が非常に高く、2000万円を大きく超えているため、統計の平均の数字を押し上げてしまっているという事情があるのです。

 

一方で支払い金額別の統計で見たときには、最初の支払いを200万円以下とした方の割合が最も多く、この200万円という数字を平均的な額と見てもよいといえます。

 

頭金はできる限り払ったほうが後々の負担は楽になって良いものですが、現実には200万円ほどとそこまで大きな金額ではない方が非常に多く、また超低金利が続く中で固定金利を利用することで多少支払い期間が伸びたとしてもそれほど大きな額の金利分を支払うわけではありませんので、金額の大小についてはそれほどこだわりを持つ必要はないといえます。

 

むしろこれから景気の浮揚に伴い金利が上昇するリスクがあることを考えれば、頭金が必要額に満たなくても超低金利の今購入したほうが良いでしょう。

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