住宅ローンの見直しで具体的にどのようなメリットがあるの?
金利が安くなっているため、低金利のタイミングでと住宅ローン借り換えをする方が多くなり、住宅ローンの見直しを検討する方は非常に多くなってきています。一方で初めてローンを組む際には何かと時間と労力が掛かったことから見直しや借り換えは面倒と考える方もいるようです。
たしかに面倒かもしれませんが、ローンの見直しや借り換えは具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか。
まずそもそもローンの種類としては全期間固定型・固定期間選択型・変動金利型という3種類がありますので、借り換える場合はこの中で乗り換えるということになります。
現状では大多数の方が変動金利型を利用しており、これは他の商品と比較すると最初は金利が安く設定されていることによるのですが、変動という名前の通り国内の情勢や国際的な情勢など様々な要素により金利が変化することになります。
近年の国内の事情を見ると長年にわたり景気が低迷したままであるため銀行金利も低く、住宅ローンもまた金利が低い状況にありますので、固定金利の住宅ローン借り換えを行うことにより利子の支払いというコストを削減できるというメリットがあります。
新しいローンに乗り換えたことで毎月の返済費用を削減することができたり、もしくは月々の返済額はそのままに返済期間を圧縮させることもできますので、いずれにせよ負担を軽減できるというのは私たち消費者にとっては非常に大きいといえます。
住宅ローン見直しで期待出来るメリット
・毎月の返済額を少なくする
・毎月の返済額はそのままで返済期間を短くできる
・その両方が期待できる
変動金利の住宅ローンがオススメできない理由
変動金利がオススメできないのは、やはりこれから先の景気浮揚によって金利が上がることが予想されているためです。金利がこれから上がるなら今の低金利をで固定してしまうことにより、支払う金利は低金利のままでいいというメリットを長く継続させることができるからです。
そこで、変動金利で住宅ローンを組んでいた方が金利が低い今のうちにと固定金利に組み換えをするケースが多いのですが、固定金利にも種類があり、全期間固定型と固定期間選択型があります。いろいろと難しいですね笑。全期間固定型と固定期間選択型、これはどちらを選択したほうが良いのでしょうか。
まず固定期間選択型の場合は金利の固定期間が定められており、それが過ぎたら固定金利か変動金利のどちらかを選ぶことができるのですが、その時点で今より金利が上昇していれば利息の支払いが増えることになります。
つまり超低金利である今は全期間固定型の住宅ローンが最もメリットがあると言われています。
自分はローンの見直しでどのくらいメリットがあるかを知るには?
今のあなたのローンは「毎月の支払い」「これからローン完済までの支払い総額」がどのくらいになるか把握していますか?これがわからなければ当然ですが見直しによってどのくらいメリットがあるかはわかりません。
ただし、これがわかっているなら、別の住宅ローンに借り換えをしたときにどのくらいのメリットがあるかはちゃんと数字で出すことができます。
毎月の負担を減らしたいのか、支払い総額を少しでも減らしたいのか、完済の時期を早めたいのか、どんなメリットを期待するかは人それぞれですが、あなたの期待するメリットが得られるかどうかは数字で出すことができるので、ぜひ見直しを検討してみてはいかがでしょうか?
住宅ローン借り換えの申し込みをする前に
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