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「新世紀の新しい旅立ち−創造と改革に開拓の心を」
平成15年2月
私の「新世紀宣言」  ・・・P1
私の時代認識「時代の変化で、日本も地域もどう変わるべき」  ・・・P1
 〜その方向を見定めるために〜
私の志「新世紀の3つの潮流をどう生き抜くか」  ・・・P2
私のチャレンジ「構造改革の推進に向けた真の『新世紀宣言』 」 ・・・P3





私の「新世紀宣言」
  激動の20世紀を越え、21世紀に新たな希望と夢を託して歩み始めようとしましたが、さて、気がついてみると、先の世紀中に解決しておくべきさまざまな課題が先送りになって、新世紀がどっさり荷物を抱え込んでいることに改めて気づかされました。長引く不況や雇用状況の悪化などに加え、政治や企業の不祥事などが相次ぎ、さらに個人や集団による凶悪犯罪など地域の治安問題をはじめ、BSE問題などに象徴される食の安全を脅かす社会不安も増大しました。
 今やデフレ・スパイラルを回避し、景気を回復して経済産業の再生と国民生活の安定を図ることが最優先の課題となっています。しかし、忘れてはならないのがしっかりした時代認識・現状認識に基づいた確かなビジョンを描き切ることです。「志定まれば、気盛んなり」と言いますが、きちんと将来を見据えながら確信を持って、私はあらゆる分野の構造改革と新しい時代に応え得る国家・社会システムの構築に努めてまいりたいと思っています。
 
 国際関係に目を転じますと、北朝鮮による日本人拉致事件や核問題がクローズアップされ、国際社会に挑戦する不当な北朝鮮の国家的犯罪が明らかになりました。イラク情勢はまさに一触即発の危機に立たされています。イスラエルとアラブ諸国の対立抗争は果てしなく続き、日本としては改めて安全保障問題、国家主権の確立維持、国益の追求などを真剣に考える時に直面しています。
 日本は残念ながら、いまだ世紀越えの課題を解決できず、しかも、説得力ある明確な未来像も国民に十分示すことができていません。今こそ、夢と希望がふくらむ本当の意味の「新世紀宣言」ができるよう、責任ある政府与党の一員として頑張りたいと決意を新たにしているところであります。


 

私の時代認識「時代の変化で、日本も地域もどう変わるべき」
 〜その方向を見定めるために〜

 20世紀後半の世界は、自由主義圏と共産圏が東西両陣営に分かれ対立を続けました。
 平成元(1989)年のベルリンの壁崩壊、同3年のソ連崩壊、中国の改革解放など共産圏の解体が進み、東西の壁が崩れました。こうしてボーダレスの国際化・国際交流の時代が急速に到来しました。同時に地域間や宗教的対立が表面化し、地球環境問題への関心も高まってきました。
 日本は、こうした国際社会の環境変化に機敏に対応しなければならなかったのですが、不幸にもバブル崩壊という未曾有の事態に直面し、時代変化に迅速・適切に対応すべきシステム改革が立ち遅れてしまいました。これは明確な時代認識を欠いた結果と言っても過言ではありません。
 長引く経済の停滞、デフレ・スパイラルの危機などによる「失われた90年代」は、その時代認識の甘さがもたらしたものであることをじっくり反省して、日本社会の21世紀におけるあるべき姿を展望し、政治・行財政・経済産業・金融・社会保障・教育・雇用などを含む日本全体の構造改革、社会システム再構築に取り組まなければなりません。
 
 政治がよって立つ基盤は、言うまでもなく国民とその生活です。国民生活の安定向上は、地域や国家の安定発展を前提とします。まさに「経国済民」「経世済民」であります。
それは国家主権や国益を守り、国家の繁栄や平和を築き、国民の暮らしの内実を高めることにあります。従って、私の目指す政治理念は「新世紀にふさわしい世界・日本の平和と国民生活の安定向上」ということです。
 第一に内政を整えて「国力と国民生活の安定向上」を図り人心を治め、対外的には米国・欧州連合などと協力、その一方で中国・韓国・アセアン諸国と連携し、お互いの国力=経済力、知力(知識・技術)、文化力、軍事力=を世界平和の推持と発展に寄与する道を切り開いていくことが大切です。