個人向け社債は利率何%で購入する?

長く続く低金利の時代、消費税増税など市場への
影響もあることから、今後もしばらくは、
この状況が継続されると見て間違いないようです。

 

消費者の立場から見ると、マイホーム購入のために
住宅ローンを組んだり、自動車ローンを利用したり
しても低金利になっているので、大きな買い物には
有りがたいことです。

 

しかし、住宅購入や子供の教育資金、そして老後の生活資金などを蓄えると
言うことでは、低金利時代の今は、最悪と言っても過言ではありません。

 

 

債券投資に人気が集中

 

こうした中で、比較的リスクが低く解りやすい資産運用先として、
債券投資に注目が集まっています。証券会社では、大手企業の発行する
個人向け社債が、発行すれば直ぐに完売となるなど大変な人気です。

 

この人気は、定期預金と同様に一定期間お金を寝かせますが、
大きく利息を期待できると言う事が理由なようです。

 

一般に1年物の定期預金では、銀行・信用金庫など、金融機関それぞれ
独自の利率でサービスを提供していますが、0.1%から0.2%を
少し超えるくらいの利率となっています。

 

しかし、個人向け社債となると、例えばネット証券会社の大手SBI証券が
発行する、SBI債と呼ばれている社債の場合、1年の償還期間で
1.5%もの利率で約10倍近い数字です。

 

購入の条件は、10万年単位などまとまった単位となりますが、
一般に扱われている個人向け社債の100万円単位と比べて、
買いやすいので債券投資初心者にも向いています。

 

 

マネックス債は1万円から購入できるのでお手頃

 

同様にマネックス証券が発行するマネックス債に至っては、1万円単位なので、更に買いやすく定期預金からこうした債券投資を試してみるにはちょうど良い手ごろ感です。

 

ちなみにマネックス債は、1.0%程度と少し低めにはなりますが、社債として昔から人気の電力債などと比べると十分に高い利率です。

 

共に償還期間も1年以内といった運用期間なので、
この辺りの社債を基準にして選んでいくと良いでしょう。
ちなみに社債は、利率や償還期間に比例してリスクが高くなると言われています。

 

初めのうちは、無謀な高配当を狙った投資は控え、
地道なところで1.0%前後を狙って行きましょう。

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