預貯金はれっきとした資産運用です
預貯金と言うと、どのようなイメージをお持ちでしょうか?
金庫や貯金箱と同じようなイメージを持たれていませんか?
ここ15年程、銀行預金金利はほぼ0%に近い数値を推移しています。
普通預金で0.02%前後、定期預金でも0.3%あれば良い方です。
その為、「銀行に預けても増えない」という
イメージが強く根付いてしまっているのも実情
なのですね。
しかし、そんな預貯金もれっきとした
資産運用であることは忘れてはいけません。
それこそ、バブル時代では普通預金でも3%、
定期預金では5%や6%の金利がありました。
考えられないかもしれませんが、
時代の流れや経済状況によって金利は変化します。
こういった金利もおかしなことではありません。
それは、海外を見ると理解できるかもしれません。
海外では、今まさに銀行預金でも日本のバブル時代同様の
高金利を出している国もあります。
こういった国は、当時の日本のように経済が発展途上にあったり
好景気であることが多いのです。
なぜ日本は金利が低いのか
日本の金利が低いのは、景気の悪さや政策そのもので決めてしまっているのも
ありますが、ある意味それだけ世界から見れば日本は発展していて
安定している国、という認識を持たれている証拠でもあるのですね。
銀行預金は低リスクで流動性の高い資産運用商品です。
その上、金利は時代の流れに敏感に変動します。
そして、口座は目的を付加してあげることで生きたお金に変えることができます。
それこそ、お金の出し入れに使う単純な預金。
運用(貯蓄)目的の預金。
少しリスクを取りながら資産運用する余剰資金。
いつ、他の資産運用に変えるのか、等、お金の時間軸での
割り振りも預貯金内で割り振っても良いですね。
目的を明確にして上手に使いこなしましょう
様々な目的を持たせて活用することで、預貯金も資産運用全体のうち、
リスクを抑える安定商品として位置付けをすることができます。
何より、認知度や信用力は他のどんな手法に比べ遥かに高い商品ですから。
金利の仕組みやリスクを再認識し、目的を明確にして上手に使いこなしましょう。
将来のお金を生み出す第一歩は預貯金から始まりますよ。