30代から始める資産運用

20代の自己投資時期を終え、30代は家庭を守る時期に入ります。

 

さて、そんな30代はどんな貯蓄や資産運用が大切になってくるでしょうか。

 

家庭を持ち始め、子供の養育費や住宅費用、その後、旅行やレジャーと、
幸せな家庭を築く為の資金繰りが計画の中心になります。

 

優先順位としては、

 

1.子供の養育費

2.住宅費用

3.その他レジャー

 

といったところでしょうか。
それぞれ、どんな貯蓄や資産運用が適しているかを
見て行きましょう。

 

まずは子供の養育費。

 

これは普段の学費と、高校以下も私立の進学を考えているか否かによって
若干準備の仕方が変わりますが、将来の大学受験や大学の学費を中心に
中長期的な貯蓄運用が必要となります。

 

有名なものとしては学資保険でしょうか。

 

しかし、今現在の学資保険は元来のそれとは異なり
やや使い勝手が悪くなっています。

 

学資保険について

 

元々、学資保険はその保険料を運用し、その恩恵を受けることで
満期返戻金が保険料に比べ圧倒的に増えるものでした。

 

しかし、今やその運用率の下落から、保険機能を充実させることで
運用益がほとんど生じないものばかりになっています。
従って、学資保険よりも投資信託や外貨建ての終身保険
(短期払いや一時払い)の方が利回りも取れ、学費の準備には適してきています。

 

 

住宅費用について

 

また、住宅の費用は、購入時の為の貯蓄や運用ならそこまで期間がないことが
多い為、定期預金や3年5年程度の国債等での積立が良いでしょう。

 

その他レジャー費用は、資産運用というよりも収支のコントロールや
貯蓄方法によって捻出していくのが好まれます。

 

貯蓄や資産運用は、収入と支出のバランスから生まれる
余剰資金が何よりの源ですから、まずは普段のやり繰りから
始めることが大切です。

 

まずはできるところから家計簿をつけ、収支の全てを
把握することです。これだけで把握していない時と
数万単位で収支が変わることもあります。

 

自分のお金の出入りを全て把握したら目標を立てましょう。

 

いつ、どんな旅行やレジャーを楽しむのか。
希望するままに書き出していくと、
いつまでにいくら貯めれば良いのかが具体的にわかります。

 

 

 

あとは、これを実現できるようにやり繰りするだけですね。
幸せな家庭をイメージしながら1つ1つ具体的に書き出し、実行していくと、必然的に選択する手段は見えてきますよ。



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